「家族経営の未来を語る!古川社長の柔軟なM&A戦略と情熱」【CSコーポレーション】

今後、会社として家族経営をどのように続けていくかについてお話しいただけますか?

はい、家族経営に関してですが、私は姉と妹がいますが、会社に入っているのは私だけです!家族経営を完全に排除するつもりはありませんが、特にこだわりはありません。その人が役割と必要な機能を持っているかが重要です!

息子さんに会社を引き継ぐかどうかは決めていないんですか?

そうです!息子が会社を引き継ぐかどうかは彼自身の希望と会社の将来に対する必要性によります。彼が引き継ぎたいと思えば、もちろん喜んで引き継いでもらいたいです。でも、家族だからといって必ずしも引き継ぐ必要はないと思っています。会社をどこにでも売れるようにしておくことも一つの選択肢として考えています!

その考え方は非常に柔軟ですね。会社のM&Aについても積極的に動かれていると聞いていますが、その理由は何ですか?

はい、M&Aを通じて選択肢を増やすことは重要だと考えています!私自身も65歳まで会社を続けるつもりでいますが、その後のことを考えると、息子にしっかり教育させることが必要だと思います。幸い、私は2011年に代表交代をしており、その経験が現在の考え方に影響しています!

代表交代のタイミングについて詳しく教えてください。

2011年に代表を交代しました!その時は61歳で、元気なうちに引き継ぐことが良いと判断しました。株の引き継ぎも順調に進めており、非常にスムーズに移行できました!

それは素晴らしいですね!事業承継のモデルケースのようです。創業者としての仕事への情熱はどのように続けているのですか?

私の父親も仕事が大好きで、毎日会社に来ていました!最近では週3回の出社にしてもらいましたが、それでも私が出張に出ると会社に来てしまいます(笑)。

その情熱はすごいですね!会社に対する思い入れが強いことが伝わります。

はい、親子関係で見ると当然のことかもしれませんが、やはり仕事に対する情熱は大切です!しかし、会社を組織として成長させるためには、チームで仕事をすることが重要です。創業者と後継者の立場で考えると、色々な意見が出てくるので、意見の衝突もありますが、それもまた成長の一部だと思います!

確かに、親子関係での意見の違いは難しいところですね。

そうなんです!創業者の凄さは理解されますが、同時に組織としての一体感も求められます。私たちの会社では、社員が自分の役割を果たしつつ、会社全体の成長に貢献できるように努力しています!

そのバランスを保つのは難しいですが、重要なことですね!

はい、創業者としての経験を次世代に伝えることも大切です!私たちの会社では、社員一人ひとりが自分のスキルを高め、会社全体の成長を目指しています!

その取り組みは非常に素晴らしいと思います!ところで、会社の成長目標について教えてください。

現在、会社の売上は50億〜60億円ですが、2035年までに100億円企業を目指しています!ただし、その100億円は目標の一つに過ぎません。本当に重要なのは、社員一人ひとりが豊かで幸せになることです。そのためには、自分のスキルを高め、会社全体の成長を促進することが必要です!

具体的な成長戦略はどのようなものですか?

東京への進出もその一環です!新潟ではある程度のシェアを持っていますが、東京での競争力を高めることで、さらに成長を目指しています。技術力を向上させ、社員が安心して働ける環境を整えることが重要です!

その通りですね!最後に、今後の目標や展望について教えてください。

今後も社員一人ひとりが成長し、会社全体の成長に貢献できるような環境を整えていきます!そのためには、教育や研修を通じてスキルを高めることが重要です。会社としても、常に新しい挑戦を続け、成長を続けていきたいと思っています!

今回の対談では、古川さんの熱意とビジョンに触れ、とても充実した時間を過ごすことができました。会社の成長と社員の幸福を同時に追求する姿勢には感銘を受けました。

家族経営の複雑さやM&Aの戦略、次世代への教育など、非常に興味深いお話をたくさん伺うことができました!

特に印象的だったのは、古川さんが「会社をどこにでも売れるようにする」という柔軟な考え方です。これからも、古川さんの会社の挑戦を応援しています。

今回のインタビューを通じて、家族経営の魅力と課題、そして企業成長のための戦略について深く学ぶことができ、古川さんの明るく前向きな姿勢に触れ、私たちも新たなインスピレーションを得ることができました。
次回もまた、素敵なインタビューをお届けできるよう頑張ります。どうぞお楽しみに!