はじめに
掃除機でもフィルターにゴミが詰まると、吸引力が落ちてしまって、せっかく掃除をしてもなかなかキレイになりませんよね。実は、私たちの「頭の中」も同じで、日々の思考や感情の中に「ゴミ」が溜まってしまうと、物事を整理できず、やる気や集中力が落ちてしまいます。何をすべきかわからなくなったり、モヤモヤがつきまとって行動に移せなくなってしまうことも。
この「頭の中のゴミ」を掃除することで、心が驚くほどクリアになり、行動力もぐんと上がります。苫米地英人さんの著書『頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める』では、私たちが知らないうちにため込んでしまう頭のゴミを取り除く方法について解説されています。
ここでは、「頭のゴミ」をどうやって捨てるか、その具体的な方法をわかりやすくお伝えしていきます。頭をスッキリ整理することで、行動がスムーズになり、理想に向かって進みやすくなるはずです。日々の生活や未来への一歩に、ぜひ役立ててくださいね!
頭の中のゴミとは?
「頭の中のゴミ」って聞くと、なんだか不思議な感じがしますよね。
だけど実は、日々の生活で私たちは無意識のうちに色々な「ゴミ」を頭の中にため込んでしまっているんです。
その「ゴミ」が増えると、スッキリ考えられなくなり、行動力もどんどん落ちてしまいます。
この「ゴミ」とは、具体的には以下のようなものです!
・感情に流されること
・明確なゴールがないこと
・他人の意見や価値観に振り回されること
・過去の失敗や出来事に引っ張られること
・行動のブレーキになる「恐怖」
・自分中心の考え方にとらわれること
たとえば、感情に流されすぎると、やりたいことがあっても「面倒くさい」「怖い」といった気持ちが邪魔をして一歩踏み出せなかったりします。また、「本当にやりたいことって何だろう?」というゴールがはっきりしていないと、日々を何となく過ごしてしまい、いつの間にか大切な時間を無駄にしていることも。
さらに、他人の意見に振り回されたり過去の出来事にとらわれたりすると、せっかくの新しいチャンスや挑戦に前向きになれなくなることも多いですよね。
これらの「ゴミ」がたまると、頭の中が散らかってしまい、本来の力が発揮できなくなります。だからこそ、「頭の中のゴミ」を意識的に捨てて、心をスッキリさせることで、自分が本当に望む方向に行動を進められるようになるんです!
感情のゴミを捨てる
私たちって、感情に振り回されやすいですよね。「やりたいことがあるけど、面倒くさい」「挑戦したいけど、なんだか怖い」って思ったこと、きっと誰にでもあるはず。でも、こうした「感情のゴミ」がたまっていくと、自分の目標に向かって進みたいのに、一歩踏み出せなくなってしまいます。
たとえば、「ダイエットをしよう!」と決意しても、「今日は疲れたから」「明日からにしよう」という気持ちが邪魔をして、気がつけば全然進めない…なんてこと、ありませんか?感情って大事なものですが、やりたいことを本気で叶えたいなら、こうした「感情のゴミ」を自分で捨てていくことが重要なんです。
感情のゴミを捨てるための第一歩は、そういった気持ちに「気づく」こと。
「あ、今ちょっと面倒くさいって感じてるな」とか「少し怖くて行動できないでいるな」と気づくだけで、次の行動が取りやすくなります。
また、気持ちに流されそうなときは、目指すゴールや理由を思い出して、「今やるべきことはこれ!」と決めて行動すると、感情に流されずに済むことが多いんです。
もうひとつ大事なのは、「感情は一時的なもの」と受け止めること。面倒くさい、怖い、やる気が出ない…どれも時間がたてば薄れていくもの。だからこそ、感情に引っ張られる前にサクッと動き出しちゃうのがコツです。
「感情に左右されない自分」を意識して行動していくと、徐々に気持ちに流されることが少なくなって、目標に向かって進みやすくなりますよ!
ゴールを持つ
「ゴールを持つ」って一見当たり前のようだけど、実はめちゃくちゃ効果的なんです。
はっきりとしたゴールがあると、途中でちょっとしたトラブルがあっても、「まぁ大丈夫」と思えて、立ち止まらずに進める力が湧いてきます。ゴールがあることで、小さな問題に振り回されずにすむんです。
たとえば、「将来こうなりたい!」とか「これを絶対達成したい!」という明確なゴールがあれば、周りの意見や誘惑に流されにくくなりますし、何を優先するべきかも自然と見えてきます。ゴールがないと、どうしても目の前の気持ちや環境に影響されやすくなり、やる気が出なかったり、どこかで挫けてしまうことも多いんですよね。
また、ゴールがあることで、自分にとって意味のある行動が増えてきます。「今は大変だけど、ここを乗り越えたらゴールに近づける!」と前向きに捉えられるので、行動に意義が感じられてやる気も続きやすいんです。
ゴールを持つことで、日々の選択もシンプルになり、「この行動はゴールに向かっているか?」と迷わずに判断できるようになります。
毎日の行動がゴールにつながっていると感じることで、毎日がもっと楽しく、前向きになっていくはずです!
他人や過去に流されない
人は知らず知らずのうちに、他人の意見や過去の経験に流されやすいものです。
「あの人がいいって言ってたから」とか、「以前失敗したからもうやらない方がいいかも」など、周りの意見や昔の経験に縛られていませんか?それが原因で、本当の自分のゴールを見失っていることもあるんです。
他人や過去に流されると、どうしても気持ちがぶれてしまいます。未来が明るくなると、過去の出来事も違って見えるようになるので、過去に引っ張られないことが大事です。
今の自分がやりたいことに向かって、他人や過去に流されずに進んでいきましょう!
恐怖を捨てる
新しいことに挑戦したいのに、「なんだか怖い…」って思うこと、誰にでもありますよね。
初めてのこと、予想がつかないことには、どうしてもビビってしまうものです。
でも、よく考えると、今の生活で「命に関わるような恐怖」を感じる場面ってそう多くはないですよね。実は私たちが感じる多くの「恐怖」は、必要以上に大きくなっていることが多いんです。
この恐怖心が強すぎると、やってみたいことにも「失敗したらどうしよう…」とか、「みんなにどう思われるかな?」と足踏みしてしまいます。でも、恐怖って実は「一歩踏み出してみれば意外と大したことない」と気づけることも多いんです。たとえば、スピーチや新しい仕事のチャレンジも、最初の一歩を踏み出すだけで「あれ、意外とできるかも?」となることが多いんですよ。
恐怖を「立ちはだかる壁」ではなく、ただの「スリル」や「刺激」くらいに思って楽しんでみると、行動がずっと楽になります。「やったことないけど、ちょっと面白そうだな!」とワクワクに変えてしまえば、恐怖も軽く感じられるようになります。恐怖を手放せば、自分が今まで見えなかったチャンスにも気づきやすくなりますよ!
自分中心を捨てる
「自分さえ幸せならそれでいい!」って思うこと、ついついありませんか?でも、もし目の前にめちゃくちゃ美味しいチーズケーキがあったとして、それを一人で楽しむだけで終わりだとしたら…ちょっともったいない気がしませんか?そのチーズケーキを「美味しいよ!」って誰かに紹介して、その人も喜んでくれたら、自分の喜びも倍増するものです。
他の人と一緒に幸せを感じることができると、その幸せは長続きしますし、なんだか心が満たされていく感じがしませんか?例えば、自分の好きな料理を家族や友人にふるまって「美味しい!」って言ってもらったり、楽しい場所を友達に紹介して一緒に楽しんだりすると、単なる「自分の幸せ」じゃなくて「みんなの幸せ」に変わるんですよね。
そうすると、心の中が温かくなって、「よし、また頑張ろう!」って気持ちになります。
もし自分だけが満足できればそれでいい、という考え方だけだと、それってどこかで限界がきます。周りを幸せにするゴールを一緒に持つことで、自分ももっと豊かで充実した気持ちになれるんです。なので、自分だけでなく、みんながハッピーになれる方法をちょっと意識してみましょう。それが本当の「充実感」につながっていくはずです!
まとめ
「頭の中のゴミ」をスッキリさせると、やりたいことや目指すことがぐっと見えやすくなりますよね。感情に振り回されず、しっかりとゴールを持って、他人や過去に流されず、恐怖も乗り越えて、周りと一緒に幸せを感じる――そんなふうに頭の中がクリアになると、毎日がもっと楽しく、充実したものになります。
日々の中でふとモヤモヤしたり、「なんか進まないな」と感じることがあったら、自分の頭の中にゴミが溜まっていないか意識してみてください。ちょっと整理するだけで、自分にとって大事なことが見えてきたり、次の一歩が軽く踏み出せるようになるかもしれません。
頭の中をスッキリさせて、より自分らしい毎日を楽しんでくださいね。これからの行動が、きっと新しい未来につながっていくはずです!
頭の中のゴミをスッキリさせたけど・・・でもやっぱり将来について少しでも悩んでいる、あるいは気になることがあれば、ぜひお気軽にテンマガ編集部にご相談ください!
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