いま、日本の未来を担う若者たちのキャリア支援が注目を集めています。
今回は、a-nationにご協賛いただきました「アズウェル株式会社」をご紹介します。
同社は、中小企業や官公庁向けのシステム構築を中心に事業を展開し、未来の日本を見据えた活動を続けています。
その「株式会社アズウェル」を率いる代表取締役社長・鷹羽高明さんに、a-naition協賛の背景や、若者のキャリア支援にかける思いについて詳しくお聞きしました。
〈聞き手=テンマガ編集部山崎〉
鷹羽社長の想いとa-naition協賛の背景
本日はお時間いただき、ありがとうございます。
はい、お願いします。
ありがとうございます。
早速ですが、今回a-naitionにご協賛いただきありがとうございます。
若者のキャリアを応援したいということでご協賛いただいたかと思いますが、若者のキャリアを応援したいと思われたきっかけは何ですか?
世の中、今から変えていくのはやっぱり若者なんですよね。僕、今48歳なんですけど、僕が23、24歳の時は今みたいに人口減少がこれほど謳われることもなく、普通に暮らしていけば終身雇用が当たり前にあったんですけど、今やっぱり世の中って変わってきていますよね。今から世の中を変えていくのはやっぱり若者だし、僕もまだまだ頑張ろうと思っているんですけど、やっぱりエネルギーというものが若い子には多いと思うんですよね。で、無駄なことにエネルギーを使ってしまうかもしれないですけど、一つのことに集中できるような環境や状況を作れるような会社を今作っていきたいなと思っています。新しいことの発信も含めて、やっぱり若い人たちにもしっかり伝えられるようなキャパを持ちたいと考えています。
ありがとうございます!ですが鷹羽さんも、まだお若い年代ですよ!
ありがとうございます。まだ48歳ですけど。
でも、しっかり物事を発信して伝えていく経営者になりたいと思った時に、若い子たちにもちゃんと伝えられるキャパを持ちたいと思っています。
応援したいというよりは、海外に目を向ければ海外はすごいと思うかもしれないですけど、メイドインジャパンという最高品質を作っていた日本が衰退してきていると感じているので、若い子たちと何か物事に関わることで発信できればと思っています。
もちろん採用というものができれば一番いいなという思いはありますし、社員から「こういうことをやりたい」という発信があったので、それに対応させていただいたというのがきっかけです。
ありがとうございます。
現在の事業内容について教えていただけますか??
はい。弊社は、日本の中小企業や市役所、官公庁の市民サービスを支えるためのシステム、基幹システムの設計、構築、運用、保守、そのアフターメンテナンスを含めて全てを手掛けています。
日本の三大義務である義務教育、労働義務、納税の義務に関わるシステム、例えば住民税や法人税、地方交付税などの管理から、生まれてから亡くなるまでの住民情報、戸籍管理、マイナンバー、医療費、介護保険、後期高齢者医療など、市役所でよく聞くようなシステムの設計・構築・運用を行っています。
幅広くされているのですね!
はい。そこから派生して、日本の中小企業が抱える課題、特に人材や教育、IT化のフォローを行い、中小企業を元気にしていくための可視化を進めるサービスを展開しています。
現在、日本には400万社の中小企業があり、その99%が株式会社です。
中小企業の多くが何かしらの形で苦しんでいる現状を踏まえ、我々はしっかりとした基盤を作り、可視化を進めることで、中小企業や市町村で暮らす方々の幸せな未来を創ることを目指しています。
日本の未来を見据えた経営戦略
本当に素晴らしい取り組みですね。
ありがとうございます!
これからも、日本の中小企業の可視化を進め、中小企業の強化を目指しています。
起業のきっかけにもなったんですが、毎年のように同じことを繰り返すのではなく、「何のためにこれをやっているのか」という目的を社員が理解し、世の中をハッピーにできる会社を作りたいという思いで、この12年間走り続けてきました。
今後は、社員一人一人が自分の業務や未来に向き合える会社を作り、日本のGDPの1%を目指して、企業間で横の繋がりを強化し、経済成長に貢献したいと考えています。
企業文化と社員育成のこだわり
メンバーは何人くらいいらっしゃいますか?
現在、メンバーは43名です。
男性が26名、女性が17名で、名古屋本社には30名、大阪支店には6名、関東支店には女性2名が在籍しています。
福岡にも支店がありますが、まだ人員が少なく、バランスを考慮しながら運営しています。
女性の割合が多いのは意図的ですか?
正直言って、若い子になればなるほど、どの年代を見ても女性の方が頑張っていると感じます。
女性の方が繊細で仕事がしっかりしている部分があり、細かいところまで見てくれるし、関わってくれているなと感じています。
もちろん、男性も優れている部分がありますが、女性スタッフの存在は非常に重要だと考えています。
組織作りについて、以前はワンピースのような組織を目指していたとのことですが、今はどうでしょうか?
以前はワンピースのような組織を目指していましたが、今はキングダムのような組織を目指しています。
女性幹部の意見を取り入れ、社長が一方的に決定するのではなく、意見を出し合いながら組織を育てていくことが重要だと考えています。
メンバーとのコミュニケーションはどのように取られていますか?
1on1のミーティングを通じて、意見を吸い上げるようにしています。
まだ40名規模の会社なので、私が一人一人の意見を聞くことができますが、規模が倍になった場合には、幹部にも意見を聞けるような体制を作っていく必要があると感じています。
素晴らしいですね!
新しい方の採用も予定されていますか?
はい、新しい方の採用も進めています。
若返りを図りつつ、企業の未来を支える幹部を育成していくために、前向きでコミュニケーションが取れる人材を求めています。
未経験でもしっかりと学び、挑戦する意識を持っている方を歓迎しています。
将来の展望について、他に目指されている姿はありますか?
ITのコンシェルジュ的な役割を担い、企業が笑顔で最後を迎えられるような支援を行いたいと考えています。日本のGDPの1%を稼ぎ出すことを目指し、社員の平均年収を引き上げると同時に、働く方々の幸福度を高めることが目標です。
日本の未来を背負う若者へのメッセージ
最後に、若者の方に向けて、一言お願いします。
まだまだ先行き不透明な世の中ですが、若い力には大きな可能性があると信じています。
世の中のせいにするのではなく、自分自身で考え、行動することが大切です。
私も若い頃には色々と悩んだ時期がありましたが、「どうせ私なんて」と思わずに、「やってやるぞ」という気持ちを持って挑戦してほしいと思います。
自分が変われば、周りも変わることができる。そんな前向きな気持ちを持って、今後も頑張っていただきたいです。
ありがとうございます。素晴らしいお話をたくさん聞かせていただきました。
ありがとうございました!
編集後記
若者のキャリア支援に加え、日本全体の未来を見据えた経営を実践している株式会社アズウェル。
中小企業や官公庁向けのシステム構築で培った豊富な経験とデータを駆使し、企業ごとに最適な施策を一貫して提供しているその姿勢は、まさに頼もしい限りです。
「若者のキャリアをもっと真剣に支援したい」、「これから企業全体で社会貢献に取り組みたい」とお考えの担当者の方は、ぜひ一度株式会社アズウェルにご相談されてはいかがでしょうか?
株式会社アズウェルが提案する未来志向のソリューションが、きっと貴社の成長と社会貢献に大きく貢献してくれることでしょう。